普段何気なく暮らしていて、突然気付いてしまうことがある髪の異変。
「頭のてっぺん、地肌が、透けて、見えてる~!」
このことに気付いたとき私のショックは計り知れませんでしたが、それはもう何年も前から少しずつ表れていたのだと今になって思うのでした。
髪にコシが無くなったり抜け毛が増えたりと、自分の髪が危なくなっていると薄々は意識していたのに、忙しさを理由に何も対策をしてこなかったのです。
このことは全て自分の責任ですが、抜け毛薄毛というサインは自分自身を見つめ直す大きなきっかけになりました。
薄毛になる原因を探す
真っ先に病気を疑いましたが体に異常はみられませんでした。
次に更年期を疑いましたがはっきり分からず、抜け毛薄毛原因の一つでもあるようでした。
他にシャンプー・リンスも見直してみましたがあまり変わりません。
とすると、私の生活自体に問題があるのかと思うようになってきたのです。流行りのダイエットをやったり、一つの食品にこだわったりしてきた影響が出たのかも知れません。
であれば、生活習慣を変えていくしかなく、もちろん頭には育毛剤を振りかけながら、髪に良くない生活習慣はできるだけ変えることにしたのです。

薄毛になってしまう7つの生活習慣
1.無理なダイエット
中年になり代謝が悪くなると厳しい食事制限をしがちですが、これが栄養不足に陥る原因です。
わずかな栄養は内臓に優先され髪は後回しになるので、無理なダイエットは禁物です。
2.偏った食生活
野菜サラダをたくさん食べちゃいけません。生野菜は体を冷やし血行を悪くするので、髪に栄養が行きにくくなります。
冷たい食品はできるだけ食べないようにしましょう。おすすめは生姜紅茶、生姜も紅茶も体を温めてくれます。
3.睡眠不足
髪の成長にかかせないホルモンの分泌が活発になる、午後10時から午前2時頃を含む8時間前後は寝ていたいですね。
それが無理ならその時間前後でも、寝てすぐに深い眠りに入り目覚めがスッキリしていればOKです。
寝付きが悪い方は睡眠を誘う食べ物を摂ってみてください。(たまねぎ・バナナ・牛乳など)
4.運動不足
今更ですが運動は血行を良くし新陳代謝を活発にするので、髪にたくさん栄養を送ることができます。
ただ激しい運動は筋肉に疲労物質が出来てしまうので、お手軽なウォーキングから始めるのが良いかもしれません。
時間がない人は、外出時は徒歩、エレベーターは止めて階段を利用、いつも速足で歩くなどやると結構運動になります。歩数計があれば続きますよ。
5.紫外線を浴びてしまう
紫外線はお肌だけでなく、頭にも当たらないようにしなければいけません。頭皮の老化につながり毛根に影響を与えてしまいます。
外出するときは、帽子や日傘をお忘れなく。
6.冷房・暖房は適温に
エアコンなどで冷やし過ぎ・温め過ぎは、自律神経のバランスを崩してしまいます。冷えやむくみ・のぼせから、ついには抜け毛が増えてしまうので、いつも適温を心掛けたいですね。
できるだけ下半身を温める服装をし、温かいものを食べて、お風呂に浸かりましょう。
7.ストレス
これが一番重要なことだと分かっていても、ストレスは避けられないですね。
私もそうですが、40代ぐらいから子供のことや親の介護、仕事が大きくのしかかって、抜け毛が増えてしまうことがあります。
ストレス解消法は身近なところで、映画を見る、音楽を聴く、趣味に没頭する、複式呼吸をするなど、楽しく手軽に長く続けられることを探してみてくださいね。
薄毛になってしまう生活習慣のまとめ
「薄毛は一日にしてならず」という格言はないにしても、毎日の生活が髪に影響してしまうのは確かです。
そして薄毛改善のために生活習慣を変えることが、実は体のためになっていたのだと実感しました。
健康診断の結果、数値が良くなっていたのです。特に「ヘモグロビンa1c」糖尿病予備軍から抜け出せたことは大きな成果でした。
薄毛になってしまう生活習慣は他にもたくさんありますが、基本的な7つを守るだけでも1年後、3年後は確実に変わります。
勇気が要りますが、古い生活習慣を手放し、以前のような髪を取り戻しましょう。
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