漢方の陰陽五行説の五臓の中から、一番多く当てはまったタイプが自分の体質です。
もし他のタイプと当てはまる数が近かったら、両方照らし合わせてみてください。
【肝(かん)タイプ】
注意する季節は春!
肝が活発になりはじめる時期で、エネルギッシュになりすぎるため不調になりやすくなります。
のぼせ、目の充血、高血圧、無気力、いつも眠いなどは肝からのサインです。
生活
肝はストレスをもっとも受けやすい臓器です。
ストレスがあると脳はたくさんの血液を消費してしまいます。ですので肝はフル回転で血液を脳に送りますが、しだいに疲れて脳へ送る血液量が少なくなってしまいます。
結果、血液が少なくなった脳は活動が低下してしまい、さらにイライラして怒りやすくなります。
対処法は?
・腹が立ったりイライラしたときは呼吸が浅くなりがちです。そんなときは意識的に深呼吸することで気持ちを落ち着かせてみます。
・怒っているときは緊張から口が渇いていたりします。温かい緑茶やコーヒーを飲んで口や喉を潤し気持ちを落ち着かせます。
・寝ている間に血液もリフレッシュされるので、睡眠不足にならぬようできるだけ寝る時間を確保しましょう。
・軽いスポーツや簡単なストレッチなどで気分転換を図るのも良いです。ヨガの屍のポーズで全身の力を抜くとゆったりとしてきます。
・お風呂にかんきつ類を入れて入浴すると香りと成分がストレスを和らげてくれます。
・頭皮マッサージをすることで頭の緊張を抑えリラックスできます。
食事
肝のために摂りたい食べ物
酸っぱい食べ物や緑黄色野菜は肝の働きを助けます。また解毒や血をつくる食べ物も肝の働きを強くしてくれます。
酸っぱいものの摂り過ぎは胃腸の働きが弱ってきますので気をつけましょう。
・梅干し、かんきつ類、すもも、トマト、りんごなど
・ニンジン、ほうれん草、パセリ、小松菜、ブロッコリー、ニラなど
・山菜、胡麻、菜の花、春キャベツ、牡蠣、あさり、しじみ、レバーなど
肝のために避けたい食べ物は
・アルコール、インスタント食品・加工食品
・砂糖・果糖などの糖質、動物性油脂、サプリメント類
肝のためにできるだけ避けたい食べ物は
・動物性タンパク質、脂ののった魚、乳製品
・辛い食品・香辛料、
・味付けの濃いもの、消化の悪いもの
肝タイプのまとめ
肝というだけにアルコールがダメのは当然なのかもしれませんね。
肝タイプの方だけでなく、他のタイプの方にも当てはまることばかりですけど、体や髪に一番大事な血を循環させるためにも守っていきたいものです。
私もその昔、自分でも何でイライラしているのかわからない時期がありました。
ちょっとしたことでイライラすることが多くなったので、カルシウム不足なのかなと思い牛乳を飲んだのですけどあまり効果がありませんでした。
そんな時たまたまですけど、マグネシウム入り牛乳という乳飲料があり飲んでみたところ、イライラがうそのようにピタッと治まったのです。
後で知りましたが、カルシウムの吸収にはマグネシウムやビタミンDが欠かせないとか。
乳製品の変わりに貝類をすすんで食べるようにしなければいけませんね。
薄毛体質を改善するなら
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