漢方の陰陽五行説の五臓の中から、一番多く当てはまったタイプが自分の体質です。
もし他のタイプと当てはまる数が近かったら、両方照らし合わせてみてください。
【肺(はい)タイプ】
注意する季節は秋
気温が下がり空気が乾燥しやすい秋は肺のはたらきを弱めてしまいます。
風邪、多感、皮膚の荒れ、鼻やのど、咳、アレルギーは肺からのサインです。
生活
肺は空気を取り込む肺、鼻やのどといった呼吸器と皮膚のバリア機能が関係します。肺のはたらきが弱ると気・水の代謝作用が悪くなり大腸にも影響を及ぼします。
対処法は?
・肺の機能が衰えると免疫力が低下し、風邪をひきやすくなります。気温の変化に気を付け早めに服の調整を行うとよいです。
・のどや皮膚の乾燥は風邪の原因になりますので、うがいや手洗いはもとより部屋の加湿もおこたらないように。
・呼吸器を丈夫にするには、散歩や軽いジョギングなど過度になりすぎない運動がおすすめです。綺麗な空気を吸うには朝の方がよいでしょう。
・昔ながらの乾布摩擦は血のめぐりがよくなり皮膚を鍛えてくれますが寒いと続かないものです。そんなときはお風呂上りにマッサージしてみるといいです。
・肺が弱ると何事においても悲観的になりやすいもの。呼吸も浅くなっているため肺は充分に活動していません。肺を鍛えるためにも毎日5分体の中の汚れを出すイメージで深呼吸してみてください。毎日続けることが大事です。
・大きな声で歌を歌うことも肺を鍛えることにつながります。沈みがちな気持ちを外に発散させる意味でもおすすめします。カラオケなど廻りを気にしなくても良い環境で歌ってくださいね。
食事
肺のために摂りたい食べ物は
辛い食べ物は気や血の流れを促進し、発汗・発散の作用があるので代謝もよくなります。また白い食べ物は肺を潤す働きがあります。
ただ辛い食べ物は摂り過ぎると肺の乾燥や胃腸に負担がかかり、炎症があるときは悪化することもあるので気をつけましょう。
・唐辛子、胡椒、ネギ、ニンニク、ショウガ、ワサビ
・大根、ジャガイモ、キャベツ、玉ネギ、レンコン、キュウリ、ゴボウ、そら豆
・リンゴ、梨、桃、柿、ブドウ、イチジク
・ハト麦、山芋、里芋、白キクラゲ、ギンナン、クルミ、松の実、白ゴマ
肺のためにできるだけ避けたい食べ物は
砂糖、乳製品、卵、動物性脂肪、ジュース・アイスクリームなど冷たいもの
肺タイプのまとめ
普段、呼吸しているときは無意識にしているので、浅い呼吸をしているなんて考えたことがないですが、時々は意識して深く呼吸するクセを付けると良いかもしれません。
ため息も細く長くゆっくり吐き出すことで、体中のモヤモヤが出てしまいそうです。
私はあ~やっぱりという感じで肺タイプに当てはまりました。
風邪はよく引くしアレルギーもひどいのでどうにかしたいとは思ってはいたのですけど、肺が弱っていたということが分かってスッキリしました。
これからは食事や生活を見直して、元気な髪を取り戻すことに集中できそうです。
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