毛染めで皮膚トラブル相次ぐ 定期的なパッチテストが必要
とテレビやネットでニュースになっていました。
何でも消費者庁には、2010年度以降のおよそ5年間で1,000件を超える被害相談が寄せられ、そのうち、およそ170件は1カ月以上の重症だった。
とのこと。
毛染めというとサロンと自分でする方法があります。
ニュースの中では自分で毛染めを行って重症になってしまった例をあげていて、皮膚トラブルはほぼ自分で行った場合だけのような感じを受けてしまいました。
でもサロンで染めた場合もトラブルが全くない訳ではありません。ただサロンの場合、違和感があれば美容師さんにすぐ伝えることができるので、そこまで重症化しないのかもしれませんが。
また、毛染めのトラブルがなくても薄毛になりやすいようです。表面的に美容師さんは毛染めと薄毛は無関係だと主張される方がほとんどですが、仕事上そう言わざるを得ないんですね。
親しい美容師さんは定期的に髪を染めている方ほど歳をとったとき薄くなっているとつぶやいていました。
こうなると毛染めは悪者になってしまいますが、毛染めも多種多様あり出来るだけ安全なものを選ぶしかないと思うのです。
毛染めの種類
- 医薬部外品(しっかり染まる一方でアレルギーなど皮膚症状や継続することで薄毛の心配も高まる)
- 永久染毛剤
- 酸化染毛剤 →ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め、おしゃれ染めなど
- 非酸化染毛剤 →オハグロ式白髪染め
- 脱色剤、脱染剤
- 脱色剤 →ヘアブリーチ、ヘアライトナー
- 脱染剤 →ヘアブリーチ
- 永久染毛剤
- 化粧品(比較的安心できるが染まりにくかったり色が抜けやすい)
-
- 半永久染毛料 →ヘアマニキュア、酸性カラー、カラートリートメントなど
- 一時染毛料 →ヘアマスカラ、ヘアファンデーション、ヘアカラースプレーなど
毛染めは簡単にできるもの?
コマーシャルなど見ているとおしゃれ感覚で塗って洗ってハイ終わりといった気軽なイメージですが、早くしっかり長く染まるものほど慎重にならなければいけません。
毛染めで危険性があると知られているのは『パラフェニレンジアミン』や『トルエン-2.5-ジアミン』といったジアミン系の成分です。
ヘアカラーやヘアダイと呼ばれる永久染毛剤に配合されています。
酸化染毛剤は色持ちが2ヵ月ぐらいですが、ジアミン系の成分配合されており、かぶれの心配や髪の傷みもあるのでパッチテストは毎回必要になります。
非酸化染毛剤は酸化染毛剤にかぶれやすい人でも使用できる場合がありますが、黒色に近い色、パーマがかかりにくい点、色持ちも1ヶ月ぐらいとなります。

しっかり染まる毛染めはパッチテストした方が安心
毛染めにパッチテストをする理由はアレルギーを調べるため。
アレルギーは今までお肌に異常がない人にも突然あらわれる!ってことです。これは爆弾を抱えてるようなものです。
頭皮にアレルギーが起こったら薄毛どころかハゲてしまうことを考えると身も蓋もありません。
ということは、毛染めをする2日前にはパッチテストをしていなければいけないことになります。いや、現実問題として、それを毎回やるのってかなり大変です。
アレルギーが出にくい毛染めでもパッチテストは必要です。全てにアレルギーがでないと言い切れないので仕方ないのかもしれませんが・・・
日本ヘアカラー工業会より 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の手順

ん~このパッチテストが大切だとわかっていてもしてない人が多いのは、かなり時間がかかることが原因ですね。私もそうだけど・・・

だったら色持ちや色具合や手間がかかっても、出来るだけアレルギーがでにくて頭皮に負担のない毛染めを使うしかないのでは。
薄毛になりたくないけどできるだけ簡単にできるものを選びたい!
これは私自身のことでもありますが。
選択肢は5つ
1.毛染めはやめて白髪のままかウィッグなどを使う。
2.丸刈りにしてしまう。(出家したと思われるかも)
3.白髪が出来ないような体質にする。これが出来れば最高なんだけど難しそうだが実際歳をとっても黒々している人もいるので調べてみる価値あり。
4.パッチテストをし、サロンや自分で染める。(免疫力を上げて皮膚を強くしていくという方法もあり)
5.手軽なカラートリートメントで手軽に染めてみる。(これも完全に安全とは言えないが)
ということで現在は5のカラートリートメント使ってます。安全を重視し体質の改善を試みている途中です。
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