抜け毛で悩んでいた頃、抜けた毛の量をみて心配していましたが、それだけではダメでした。
大事なのは抜けた毛の量ではなく、抜けた毛の形や根元を見ることです。
抜けた毛の根元を良く見てみると、抜け毛の原因となる特徴が表れていることがあります。
毛根(根元部分)は頭皮のすぐ下にあって、元気な毛ならば毛の根元は柔らかく、触るとフニャフニャしていたりします。
もし調べるとしたら無理に引き抜かないようにしてください。自然に抜けた毛で大丈夫です。
抜けた毛の根元から、毛の成長や頭皮の状態がどうなっているか分かります。
抜けた毛の形はどの脱毛タイプ?
よくある毛の形をいくつか取り上げてみました。
1.正常な抜け毛
マッチ棒のように根元にふくらみがあります。毛の形は太く長い毛で問題ありません。
2.男性型脱毛
細く短い毛で根元も細長くなっていて、成長期の段階で髪が抜けています。
3.脂漏性脱毛(しろうせいだつもう)
根元の周りが白いものが付いています。過剰な皮脂が原因で頭皮に炎症を起こしています。
4.粃糠性脱毛(ひこうせいだつもう)
粃糠とはフケのことです。根元がおたまじゃくしの尻尾のようで、乾燥が原因でフケが多くなり頭皮に炎症を起こしています。
5.円形脱毛
細く尖りつつ先端に小さい膨らみがあるもの、細く尖っただけのものは一般的な円形脱毛症です。根元が太くなったり細くなったりしている場合は、治癒と再発を繰り返しています。円形脱毛による抜け毛の形は色々あり原因も様々です。
6.びまん性脱毛
円形脱毛症の一種で根元がちぎれたようになっています。頭皮に近い部分から断毛して成長が止まっています。
7.精神的脱毛
毛根の根元はやや丸みがありますが膨らみはなく全体的に細く尖っています。
他にもさまざまな形がありますので、毛根だけで抜け毛の原因を探ることは難しいですが、1つの特徴として理解できればそれだけでも収穫があると思います。
抜けた毛で抜け毛の原因がわかる?
加えて、抜け毛と色々な要素を総合的に判断してみると、もっと的確に抜け毛の原因が掴めるかもしれません。
抜け毛について注意深く観察してみてください。
- たくさん抜けた時期や抜け方はどうか?
- 毛の長さや太さはどれくらいか?
- 頭皮の状態はどうか?
- フケがあるかないか?
- シャンプーの時間や回数は?
- ドライヤーの時間や温度は?
- スタイリング剤の使用頻度は?
- 体全体の様子、調子は?
- 薬の服用はあるか?
- 食事や睡眠の内容は充分か?
- ストレスが多いか?
- 病気があるか?
- 現在の生活環境は良好か?
など、髪の毛の日記をつけてみると、隠れていた事実が見えてくるかもしれません。
抜け毛の原因が分かりにくいときは?
自分で調べるのは大変で、間違いがあっては困るということも考えられます。
そんなときは勇気をだして、専門の機関でカウンセリングを受けてみるのも一つの手です。
キャンペーンなどで無料相談があれば利用しやすくなりますね。
抜けた毛の見方のまとめ
大切なことを忘れていましたが、抜け毛の先端は肉眼では見えにくいので虫眼鏡やマイクロスコープなどあれば便利だと思います。
マイクロスコープはUSBタイプのものなど10,000円以下でもあるようなので、余裕があれば一つ揃えたいところです。
でも、いざ自分の抜け毛を見るとなると少し勇気がいるかもしれませんね。
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