薄毛の原因がシャンプーに関係あるかも・・・そう考えたことはありませんか?
同じシャンプーをずっと使って何の問題もないのなら、シャンプー液よりシャンプーの仕方のほうを見直した方が良いかもしれません。
私もそうでした、たかがシャンプーと軽く見ていたのです。そして育毛剤に頼ってばかりでした。
薄毛の原因は食事や生活習慣など色々ありますが、長年行ってきた自分のシャンプーの仕方が良くも悪くも頭皮にトラブルを起こしてしまうこともあるのです。
シャンプーの仕方を変えただけで、髪にツヤがでて頭皮トラブルが治まったという声が多いのにもびっくりです。さらには抜け毛が減った、薄毛が改善されたといった報告もあります。
「薄毛をどうにか改善したい」そう思うのなら、すぐにでもシャンプーの仕方を変えてみてください。
薄毛にならないシャンプーの仕方
シャンプーの仕方は意外と奥が深く、適当にしているとトラブルのもとになりがちです。特に寒い時期や熱い時期は手抜きになりがちですので気をつけてくださいね。
シャンプーは薄毛対策の一つだと思うと真剣にならざるを得ません。
シャンプーの前準備
シャンプーを効率よくするためには事前の準備が必要になります。料理でいうと下ごしらえを少し工夫すると美味しくなるといった感じです。
髪や頭皮もちょっとした行いをするだけで、汚れ落ちや頭皮の血行、髪のツヤがずいぶん違ってきます。すぐに分からなくても、やればやっただけ違ってきます。
1、ツボ押し
シャンプー前にツボをこぶしで軽くグルグルと刺激することで、血行促進しシャンプーの効果を高めます。
天柱は、首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみで、肩こりや頭痛、目の疲れなどを和らげます。
風池は、天柱ツボのさらに指1本分外側にあるくぼみで、肩こりや頭痛、精神疲労などを和らげます。
2、頭皮マッサージ
生え際や首筋からつむじに向かってやさしく押さえる
頭皮を両手で軽くつかんでゆっくり前後に動かす
3、ブラッシング
シャンプー前にブラッシングすることで、シャンプー効果を高めます。
●髪についた汚れ・ほこりを落としやすくする
●無駄な抜け毛を落とすため、シャンプーしやすくなる
1、毛先のもつれをとるためブラシをゆっくり下ろします。
2、顔廻りの生え際から側頭部にかけて下ろします。
3、後頭部は襟足から頭頂部へ向けて上がります。

シャンプーの仕方
シャンプーは頭皮を洗います。
髪の汚れはお湯やシャンプーの泡で汚れが落ちますから、髪は洗わなくても良いのです。髪をゴシゴシ洗うとキューティクルを傷めることになりますからご注意ください。
1、お湯洗い
シャンプーをする前にお湯で髪を洗います。お湯で頭皮を濡らすことで毛穴を開きシャンプーがなじみやすくなります。
・お湯洗いをしっかりすることで皮脂の落ち具合も違ってきます。
・時間をかけて洗ってください。
1、指の腹で頭皮をやさしく揉むようにします。
2、髪の生え際から頭頂部へ向かって洗います。
3、よくすすぎます。
スタイリング剤を付けている人や脂性の人は、少量のシャンプー液をつけて頭皮全体をくまなく洗ってください。
2、本洗い
適量のシャンプーを手の平にのせ、片手で泡立ててから髪になじませます。
1、両方の指で小さく円を描くようにします。
2、髪の生え際から頭頂部へ向かって洗います。
3、皮脂を揉みだすように、やさしく洗います。
前頭部の洗い残しがないように、顔はできるだけ正面を向くようにしてください。
シャンプーブラシを使用する場合は、頭皮にやさしいものを選ぶようにし、頭皮に問題があるときは使用しないようにしてください。
3、すすぎ
すすぎは充分に行ってください。シャンプーが残っていると頭皮トラブルの原因になります。
シャンプーの要領で、生え際から頭頂部へ頭皮をなでるようにすると効率よくすすげます。
トリートメントの仕方
トリートメントはシャンプー後の髪を保護するためのものなので、毛先を中心に髪だけに付けるようにしてください。
シャンプー後の髪は水分を多く含んでいますので、軽くタオルで拭いてから使うとより効果が出やすくなります。
トリートメントを付けたあと、シャワーキャップや熱いタオルを髪に巻いて数分置くことで、成分が浸透しやすくなります。
すすぎはトリートメントが残らないよう、しっかりと行ってください。頭皮に残るとトラブルになりかねません。
タオルドライ
髪の毛が濡れているとキューティクルが開いて、水分や成分が抜け出し、髪のパサつきや傷みの原因になります。また頭皮にとっても濡れたままの状態は雑菌が繁殖しやすく、フケや臭いの原因になってしまいます。
シャンプー後、吸水性の良いタオルで髪の水分を吸い取るように押さえ、頭皮の水分はつまむように拭き取ります。
タオルドライがちゃんと出来ているとドライヤーの時間短縮につながります。
ドライヤー
ドライヤーは20センチくらい間をあけ、温風で頭皮から毛先に向かって乾かします。キューティクルが傷まないように根元から毛先へと風を当てるのです。
静電気の起こりにくいブラシを使って髪を整えます。
冷風を髪に当てることで、キューティクルが引き締まり髪にツヤを与えます。

まとめ
たかがシャンプーですが、これだけのことを毎回完ぺきにこなすのは大変ですね。
シャンプー前の準備はブラッシングだけ先にして、お湯に浸かっている間にツボや頭皮をマッサージすると良いかもしれません。
シャンプーは季節や体調に合わせて無理のないように行ってください。
あまり一生懸命にやり過ぎると疲れますし続きません。最初は1週間に1回くらいから、慣れてきたら回数を増やすなどしてみてください。
髪や頭皮に変化がみられると、やりがいが出て続けられると思います。
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